キューブはキューブなだけに,裏から見ても,下から見ても,キュ〜ブ(今日の話はまか〜限定)。
アップル社が発表した「パワーマックG4 キューブ」には疑念が浮かぶ。ターゲットがはっきりしない。価格は安くはなく,拡張性はない。周辺機器を置くと,マシンは見えなくなる。アップルは,以前にも市場からかけ離れた製品を出している。20周年記念マックだ。
いろいろとウェブを見てまわっていると,おおむね,キューブ(過去記事)はいい評価を受けている。iMacほどに手厳しい意見に出くわさない。みんなジョブズの作るものに慣れてきたのか(^_^;)。すでに「買い」という人も多い。だが,製品ラインが微妙に増えていくことは,アップルの低迷時代を思い返させるし,私としても,キューブを買うなら,もうちょっとの出費が必要でも,マルチプロセッサG4を買う(ぉっ。でもネ…。
売り出されたときは100万円だった20周年記念マック(la*nが使ってた,あれ)も,たまに中古屋で20万弱くらいで見かける(^_^ゞ。でもそんなことは関係ないのだ。問題は手の平にキューブがあるか,ないか,でしかない。世間の評価や,トータルスペックなんて,どうでもいい。ネクストキューブ(WIRED NEWSの記事)と全然違うのは,その点だ。「Honey, I shrunk the supercomputer」という洒落たコピーとともに(iMacWIRE ONLINEの記事),裏から見ようとしても,下から見ようとしても,それはキューブの魅力にしかならない,んだったら。
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